『新世紀エヴァンゲリオン』に学ぶ「深い物語」にある共通点!才能なくても「深い」物語をつくるポイントって?【マンガ、小説をかきたい人必見】

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なんだか深いなあって一般読者が感じるストーリーって一定のパターンがあります。

その「深い」ってなんなのか?

才能がなくても、誰でもそれなりに「深いっぽい物語」をつくるヒントになるかもしれません。

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読者が深いなあと感じる物語とは?

「深い」物語って何でしょうか。

「深い」の解釈は人それぞれあると思いますが、色々と考察できて、語れる要素が多い物語に対して人々は「深いなあ」と感じやすいといえます。

「深い」アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の不思議

国内海外問わず未だに大勢のファンに支持される『新世紀エヴァンゲリオン』。

いまだに様々な憶測が飛び交っている、「深いアニメ」の代表的作品ともいわれています。

ではなぜこのエヴァンゲリオンという作品に対して人々は「深い」感じがするのでしょうか。

もともとある程度教養のある人か、Googleで解説ページを検索した人を以外の、一般的なエヴァンゲリオンの視聴者の感覚としては、

「なんかロボットみたいなのが地球にやってくる使徒とかいう敵と戦っているぞ」

「アダムとかリリスとかなんか聖書に出てくる感じの聞いたことある名前が出てきたぞ」

「ロンギヌスの槍とかなんだかわからんけど神々しいなあ」

「なんだかよくわかんないけど、アダムとかいってたし、生命の起源の物語なんだなあ」

→「なんだかよくわかんないけど深いなあ」

よく理解しているわけじゃないけど、「聖書」に基づいているっぽいしよくわかんないけれどスゲー深いっぽい!というのが、一般人の感想なんだと思います。

同じく、深いアニメとして有名な『Serial experiments lain』も、一般の視聴者の感覚からすると、

なんかわかんないけど、いっぱい「レイン」がいるんだなあ、わあ、神!ハイデガー?!なんか哲学っぽいし!考えさせられそうだしスゲー深い!!

…というぐらいが正直なところなのではないでしょうか。

ではなぜ実際にはよく理解できていなくても「深い」と感じさせるのでしょうか。

よくわからないのに「深い」と感じるのはなぜ?

正直よくわからないけど、なんか「深い」と感じる作品って、「聖書」とか「哲学」とか「神話」とか「古典」とか「古来からのもの」とかが裏テーマにあるものが多い。

これら「聖書」とか「古典」やらは、いろいろ解釈できるものだったり、なんか権威があるというか、ありがたみがあるというか、偉い感じがするというか、なんかその存在自体が「深い」感じがするもの。

だからそれを裏テーマに持ってきた作品もなんだか「深い」っぽくなる。

乱暴な言い方をすれば、虎の威を借る狐、みたいな。

一見普通の物語にみえるのに、「権威のある古典」のオマージュを感じる部分があると、実は裏側はこんなに考えつくされていた!という印象が強く残ります。

そこには知識や気づきを気持ちよく語ることができるスペースがあり、「深い」という感想が生まれるのです。

エヴァンゲリオンがただのロボットアニメなだけじゃなくてなんか深いと感じる理由。

それはもちろん製作者の才能や、作品のクオリティの高さも理由の一つです。

でもそれ以外の大きな要因は、一見ただのロボットアニメっぽいのに、「アダム」とか「ロンギヌスの槍」とかバックに「聖書」という権威のある壮大なテーマをちらつかせているから、だと思われます。

文学やらアニメやら映画を語りたがる君や、評論家やら研究者やらは、ストーリーを「聖書」とか「神話」とか、「〇〇哲学」とか「権威のあるもの」に結びつけて語りたがるんですね。

ジブリアニメの背景にはアニミズムがベースにあり〜とかいうとなんだかそれっぽいし、論じている側も気持ちいい。教養ある感じするでしょ。

実際に作者がそれを意図したかどうかはわからないけど、そういう「権威のあるもの」との関連性を示すのが文学研究として成り立っているし、なんかスゴいことを論じた感じがする。

才能なくても「深いっぽい」物語をつくるヒント

才能のある人は、テキトーにつくっても深い感じの物語をつくることができるのでしょうが、才能のない普通の人間にはそんな芸当は難しい。

だから普通の人間でも深い物語を創作したいなら、まず裏設定から作成したら良いでしょう。

その裏設定は、「聖書」や「神話」「古事記」「哲学」など、それ自体が権威のあるものから取ります。

一見普通の学園物語でも、「権威のあるもの」のオマージュ的な感じでところどころ作品に登場すると、知ったかぶりをしたい人たちが、「彼女はシャーマン的役割を…」とか「ハイデガーだねえ」みたいな感じで勝手に感動して勝手に考察してくれます。

勝手に「深いなあ」と感じてくれるのです。

その考察できるポイントが作品にあるかないか、それがペラペラの物語を脱出するうえで大事なことだと思います。

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